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エレベーターの停止階ボタン

 お恥ずかしいことですが、階数ボタンを一度押してもキャンセルできるエレベーターがあることを最近知りました。なんでも、ランプがついてしまった階数ボタンをダブルクリックすると取り消してくれるらしいです。

「エレベーター キャンセル ボタン」でググるとたくさんページがヒットします。

 間違ってエレベータのボタンを押してしまい、同乗している人に迷惑をかけることもママあることなので、この機能は便利であることは間違いないのですが、この機能が最近のエレベーターに実装されていると知ったときは、「えっ、それ許されるの?」と、いささか驚いてしまいました。

 私がまだ小学生だった頃に、学研か何かの学習雑誌で、「なぜエレベータのボタンはキャンセルできないのか」という疑問とそれに對する回答を読んだ記憶があります。その回答はこんな感じでした。

「技術的には取り消し機能を付けることは難しいことではありません。事実、デパートなど、エレベーター操作する専門の人がいるような場合は停止階をキャンセルできるエレベーターが導入されています。ですので、階数の取り消しができないのには別の理由があるのです。

 エレベーターの中で暴漢と二人きりになったと想像してみてください。あなたはきっと、とにかく階数ボタンを押せるだけ押し、最寄りの階にに止めて逃げたり助けを呼んだりするはずです。もし階数ボタンの取り消しが可能ならば、暴漢はエレベーターが止まらないようにキャンセルしてしまうでしょう。そういう事態を避けるために一旦押したボタンは取り消しできないようになっているのです。」

小学生の私は、『もしも、口裂け女とエレベーターで二人きりになったら…』と恐れおののきつつ、『とにかくボタンを全部押してしまおう。そうすればさしもの口裂け女といえどもエレベーターの停止を止められないんだから』と固く決意したのでありました。

そんな私の決意には委細構わず、最近のエレベーターはボタンのキャンセルができるというんですから、私が「えっ、それ許されるの?」と驚いてしまうのも理の当然と言うべきでしょう。

 シリアルキラーとエレベーターで乗り合わせてしまった女の子が、ボタンを押してエレベーターを止めようとするが、犯人がニタっと笑いながらキャンセルしていく、なんて異常犯罪者映画の一シーンで使えそうです(そういえば、一時やたらとサイコパス映画が作られてましたが最近下火になりましたな)。現実の社会でも、相変わらず性犯罪や通り魔事件が世上を賑わせてますが、そこら辺の考慮はされているんですかねー。

かつてはなかったキャンセル機能が今は実装されているのは、エレベーターに関する何らかの規制緩和があった為なんでしょうか?そもそも、キャンセル機能に関する法的な規制があったかどうかも知らないんで、詳しい事情は皆目分かりません。もし何かご存じのかたがあったらご教示いただけると嬉しいです。

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